Friday 4 January 2008

一種の歌(ウィリアム・カルロス・ウィリアムズ)

蛇にはその草の下で
待たせておけばいいさ
そして文のほうは
単語で作ってゆこう、ゆるやかに、すばやく
いきなり噛みつき、無言で待ち
眠らないやつを。

ーー比喩によって
人々と石を和解させること。
構成せよ(物そのもの以外の
観念などいらない)発明せよ!
ユキノシタこそわが花
そいつは岩を砕く。

(William Carlos Williams, A Sort of A Song)