Wednesday 9 January 2008

最後の詩(マヌエル・バンデイラ)

私の最後の詩はこんな風だといい

ごく単純でまるで作ったところがなく柔和であること
涙なきしゃくり泣きのように熱いこと
ほとんど香りのしない花の美しさをもつこと
もっとも透明なダイヤモンドを焼きつくす炎の純粋さを
説明なく死んでゆく自殺者たちの熱情を

(Manuel Bandeira, O último poema)