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The Jasmine Lightness
Poetry in translation
Thursday, 28 August 2008
キューバ人の医者(ウォレス・スティーヴンズ)
私はインド人から逃れるためにエジプトに行った、
だがインド人は彼の雲
彼の空から打ちかかってきた。
これは月で育てられた虫ではない、
幽霊的空気から遠くもぞもぞと降りてくる虫、
居心地のよいソファで夢見られるような。
インド人は打ちかかってきて姿を消した。
敵がそばにいることを私は知っていたーー私、
夏のひどく眠たい角笛の中でまどろんで。
(Wallace Stevens, The Cuban Doctor)
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About Me
KS
詩の翻訳のブログです。気が向いたとき、ひとときの別の時間を味わってみてください。タイトルはウィリアム・カルロス・ウィリアムズの詩 "To a Solitary Disciple" の末尾のフレーズ からとりました。詩とは何かについては、わが心の友人に代弁してもらうことにします。「そのものに名前はない/笑いと嗚咽のあいだにあって/私たちの内部で動く、/それはわれわれ自身から引き出すしかなく/それは、/私たちの年月のダイアモンド/死んだ樹木の眠りの果てに/白い紙片にやがて星座として輝く。」(ミシェル・レリス「詩?」)2007年12月28日からの1年間は毎日ひとつのペースで更新していました。今年はちょっとのんびり、ときどき更新ということで。
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