ピカソのこの絵、この「破壊の
蓄積」、われわれ自身の絵、
いったいこれはわれわれの社会のイメージか?
ここで私は、裸の卵として歪形され
秋の満月への別れを捉えているのか
収穫も月も見ぬままに?
ありのままの事物は破壊されてしまった。
私が? 私は料理が冷めて
しまった食卓で死んでいる男?
私の思想とは記憶にすぎず、生きているものではないのか?
床の、ほらそこにある染みはワインか血か
そのいずれであれ、それは私のものなのか?
(Wallace Stevens, The Man With the Blue Guitar)