Tuesday 28 October 2008

愛がひとりで歩いていた(スティーヴン・クレイン)

愛がひとりで歩いていた。
岩が彼女のやわらかい足を切り、
ノバラが彼女の美しい腕や脚を引き裂いた。
そこに彼女の伴侶がやってきた、
だが、ああ、彼は何の役にも立たなかったのだ、
だって彼の名は「心の痛み」だったから。

(Stephen Crane, "Love walked alone")