Wednesday 27 August 2008

青いギターをもった男33(ウォレス・スティーヴンズ)

泥の中におとしめられたあの世代の
夢は、月曜日の汚れた光の中で、

その通り、かれらが知っている唯一の夢は、
最終ブロックにある時間、やがて

来るべき時間ではなく、二つの夢の言い争いではなく。
ここにあるのは来るべき時間のパン、

これがその現実の石。そのパンが
われわれのパンとなるだろう、石が

夜になればわれわれが眠るわれわれのベッドとなるだろう。
昼になれば忘れてしまうだろう、覚えているのは

われわれが演奏することを選ぶときだけだ、
想像の松を、想像のカケスを。

(Wallace Stevens, The Man With the Blue Guitar)