Sunday 24 August 2008

青いギターをもった男21(ウォレス・スティーヴンズ)

すべての神々の代替物だ。
この自己、あの超然とした黄金の自己でなく、

孤独で、拡大された自分の影であり、
身体の主として見下ろしている、

今もそうしているように、そして声高に呼ぶ、
より広大な天空においてチョコルアの影を、

超然とし、孤独な。土地とその土地に住む
人々の主なのだ、至高の主、
自分の自己であり自分の土地の山々だ、

影もなく、壮麗でもなく、
肉と、骨と、土と、石。

(Wallace Stevens, The Man With the Blue Guitar)