Thursday 28 August 2008

飛行家の墜落(ウォレス・スティーヴンズ)

この男は汚れた運命を逃れた、
自分は高貴な死に方をしたと知りつつ、たしかにそんな死だった。

人間の死後の暗闇、無が、
空間の深みの中に彼を受け入れ、そこに留めた----

そこはprofundium、肉体の雷、信仰をもたぬまま
信仰を超えて、私たちが信じている次元。

(Wallace Stevens, Flyer's Fall)