Friday 1 February 2008

おれはひどく恐いんだ......(セサル・バジェホ)

おれはひどく恐いんだ、白い雪の
獣になることが、その血流のみにより父親と
母親を養い、このすばらしい、太陽的な、大司教みたいな
一日、こうして夜を代演する一日に、
この獣は満足することも、呼吸することも
変身することも、金を稼ぐことも
線的に
回避する。

おれがもしそれほどまでに男であったなら
恐るべき苦痛だろう。
でたらめだ、多産な前提だ
その偶然のくびきに
おれの腰回りの精神的な蝶番は負ける。

でたらめだ... 一方、
神の頭のこちら側では、こうなのだ、
ロックやベーコンの図表では、家畜の青ざめた
首すじでは、魂の鼻面では。

そして、かぐわしい論理においては、
私はこんな実践的な恐れをもっている、この
すばらしい、月的な一日に、そいつであること、というか
こいつであること、その嗅覚にとっては地面も、
生きたでたらめも死んだでたらめも死者の匂いがするような。

ああ、のたうち、ころげ、咳をし、ぐるぐる巻きだ、
教義も、こめかみも、肩から肩までぐるぐる巻き、
立ち去り、泣き、さあさあ八つでいいから持ってけよ
あるいは七、六、五つ、あるいは
三つの力をもつ人生にまで、負けといてやるさ!

(César Vallejo, Tengo un miedo terrible...)