Thursday 17 July 2008

天体に似た原始人8(ウォレス・スティーヴンズ)

それはある高みにおいて飛翔し、
ひとつのvis(力)、ひとつの原理、あるいは
原理をめぐる瞑想となる、
あるいはそれ自身であろうと活動的な
内在的秩序、そこの土着民にとってはすべて
恩恵、やすらぎ、最高のやすらぎであるような自然、
敏捷に感じとられる磁石の筋肉、
ひとりの巨人、地平線上に、きらめいて、

(Wallace Stevens, A Primitive Like an Orb)