skip to main
|
skip to sidebar
The Jasmine Lightness
Poetry in translation
Friday, 29 February 2008
風景(フェデリコ・ガルシア・ロルカ)
オリーヴの木々の
野原が
扇のように
開いたり閉じたり。
オリーヴの林の上には
陥没した空と
冷たい星たちの
暗い雨。
イグサと薄闇がふるえる
河原で。
灰色の空気が波立つ。
オリーヴの木々は
叫び声を
背負っている。
囚われの小鳥たちの
群れが、
長い長い尾羽を
暗闇で動かしている。
(Federico García Lorca, Paisaje)
Newer Post
Older Post
Home
Blog Archive
►
2010
(1)
►
February
(1)
►
2009
(11)
►
January
(11)
▼
2008
(399)
►
December
(31)
►
November
(30)
►
October
(34)
►
September
(16)
►
August
(36)
►
July
(27)
►
June
(30)
►
May
(31)
►
April
(33)
►
March
(31)
▼
February
(30)
風景(フェデリコ・ガルシア・ロルカ)
ギター(フェデリコ・ガルシア・ロルカ)
沈黙(フェデリコ・ガルシア・ロルカ)
陽が沈んだ(フェデリコ・ガルシア・ロルカ)
星たちの時間(フェデリコ・ガルシア・ロルカ)
樹木(フェデリコ・ガルシア・ロルカ)
死(フェデリコ・ガルシア・ロルカ)
日曜の朝 8(ウォレス・スティーヴンズ)
日曜の朝 7(ウォレス・スティーヴンズ)
日曜の朝 6(ウォレス・スティーヴンズ)
日曜の朝 5(ウォレス・スティーヴンズ)
日曜の朝 4(ウォレス・スティーヴンズ)
日曜の朝 3(ウォレス・スティーヴンズ)
日曜の朝 2(ウォレス・スティーヴンズ)
日曜の朝 1(ウォレス・スティーヴンズ)
お茶(ウォレス・スティーヴンズ)
人生と心の瓦礫(ウォレス・スティーヴンズ)
あらし(ウィリアム・カルロス・ウィリアムズ)
カラスムギが刈り取られたとき(トマス・ハーディ)
列車に乗った意気地なし(トマス・ハーディ)
息(ピエール・ルヴェルディ)
マグニフィコの隠喩(ウォレス・スティーヴンズ)
あっさりと(トマス・ハーディ)
遺伝(トマス・ハーディ)
ロマンスの言い換え(ウォレス・スティーヴンズ)
黙っている男との絶えまない会話(ウォレス・スティーヴンズ)
のどを痛めていた男(ウォレス・スティーヴンズ)
ウォルドーフへの到着(ウォレス・スティーヴンズ)
読者(ウォレス・スティーヴンズ)
おれはひどく恐いんだ......(セサル・バジェホ)
►
January
(70)
►
2007
(12)
►
December
(12)
About Me
KS
詩の翻訳のブログです。気が向いたとき、ひとときの別の時間を味わってみてください。タイトルはウィリアム・カルロス・ウィリアムズの詩 "To a Solitary Disciple" の末尾のフレーズ からとりました。詩とは何かについては、わが心の友人に代弁してもらうことにします。「そのものに名前はない/笑いと嗚咽のあいだにあって/私たちの内部で動く、/それはわれわれ自身から引き出すしかなく/それは、/私たちの年月のダイアモンド/死んだ樹木の眠りの果てに/白い紙片にやがて星座として輝く。」(ミシェル・レリス「詩?」)2007年12月28日からの1年間は毎日ひとつのペースで更新していました。今年はちょっとのんびり、ときどき更新ということで。
View my complete profile