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The Jasmine Lightness
Poetry in translation
Thursday, 7 February 2008
遺伝(トマス・ハーディ)
私は家族の顔。
肉は崩れても、私は生き延びる、
時を超えて たゆむことなく
顔つきや線を投射し、
場所から場所へと
忘却を超えて跳んでゆく。
歳月を超えてうけつがれた容貌は
輪郭と声と眼において
人間の生涯の時間など
意にも介さない。ーーそれが私。
人の中の永遠なるもの、
死の呼びかけを平然と無視するもの。
(Thomas Hardy, Heredity)
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About Me
KS
詩の翻訳のブログです。気が向いたとき、ひとときの別の時間を味わってみてください。タイトルはウィリアム・カルロス・ウィリアムズの詩 "To a Solitary Disciple" の末尾のフレーズ からとりました。詩とは何かについては、わが心の友人に代弁してもらうことにします。「そのものに名前はない/笑いと嗚咽のあいだにあって/私たちの内部で動く、/それはわれわれ自身から引き出すしかなく/それは、/私たちの年月のダイアモンド/死んだ樹木の眠りの果てに/白い紙片にやがて星座として輝く。」(ミシェル・レリス「詩?」)2007年12月28日からの1年間は毎日ひとつのペースで更新していました。今年はちょっとのんびり、ときどき更新ということで。
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