Monday 29 December 2008

もう少しで見えそうだ、夏が(エウジェニオ・デ・アンドラーデ)

もう少しで見えそうだ、夏が。
壁の上のぱきぱきとした光、
いまにも折れようとしている小麦の茎、
記憶の廃墟で、
おそらく迷子の一匹のミツバチ、
それは海へと開かれた日。

(Eugénio de Andrade, Quase se vê daqui, o verão)