Wednesday 3 December 2008

川について(エウジェニオ・デ・アンドラーデ)

そんな川があるのだ、指のきらめきに
引かれてただちに

唇の閾へと到達する川が

ちょうどある子供たちが
眠り以上のものだとは誰ひとり思ってもいない

死のほとりにたどりつくように

というのはその子らの目の腐食性の物質は
緩慢な波打ちであり盲目でもあるから----

私がきみに語りたかったのは、これ。

(Eugénio de Andrade, Sobre os rios)