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The Jasmine Lightness
Poetry in translation
Sunday, 22 June 2008
彼は天の布を願っている(W・B・イェイツ)
もしおれが天の刺繍のある布をもっていたなら、
金銀の光で作られたやつさ、
夜と光とうすやみの
青と薄暮と黒でできた布だ、
おれはその布をきみの足元にひろげるよ。
だがおれという貧乏人には夢想しかないのだ。
おれは数々の夢ばかりをきみの足元にひろげた。
そっと踏んでくれよ、きみが踏むのはおれの夢なのだから。
(W.B.Yeats, He wishes for the Cloths of Heaven)
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About Me
KS
詩の翻訳のブログです。気が向いたとき、ひとときの別の時間を味わってみてください。タイトルはウィリアム・カルロス・ウィリアムズの詩 "To a Solitary Disciple" の末尾のフレーズ からとりました。詩とは何かについては、わが心の友人に代弁してもらうことにします。「そのものに名前はない/笑いと嗚咽のあいだにあって/私たちの内部で動く、/それはわれわれ自身から引き出すしかなく/それは、/私たちの年月のダイアモンド/死んだ樹木の眠りの果てに/白い紙片にやがて星座として輝く。」(ミシェル・レリス「詩?」)2007年12月28日からの1年間は毎日ひとつのペースで更新していました。今年はちょっとのんびり、ときどき更新ということで。
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