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The Jasmine Lightness
Poetry in translation
Tuesday, 3 June 2008
回廊(ロルカ)
男の子。ぼくはね、グリフォン鳥の
羽根を探しに行く。
こびと。ぼうや、そんな計画なら
手伝ってあげるわけにはいかないよ。
ーー民謡から
タン、タン
風は死んだ。
動かなくなり、しわくちゃになった。
松の木が土に横たわっている。
その影は立ち上り、震えている!
ぼくーきみー彼
(ひとつの平面上に)
タン、タン
(Federico García Lorca, Pórtico)
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About Me
KS
詩の翻訳のブログです。気が向いたとき、ひとときの別の時間を味わってみてください。タイトルはウィリアム・カルロス・ウィリアムズの詩 "To a Solitary Disciple" の末尾のフレーズ からとりました。詩とは何かについては、わが心の友人に代弁してもらうことにします。「そのものに名前はない/笑いと嗚咽のあいだにあって/私たちの内部で動く、/それはわれわれ自身から引き出すしかなく/それは、/私たちの年月のダイアモンド/死んだ樹木の眠りの果てに/白い紙片にやがて星座として輝く。」(ミシェル・レリス「詩?」)2007年12月28日からの1年間は毎日ひとつのペースで更新していました。今年はちょっとのんびり、ときどき更新ということで。
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