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The Jasmine Lightness
Poetry in translation
Thursday, 19 June 2008
食堂でのどっきり(ロルカ)
きみは薔薇色だった。
レモン色を帯びるようになった。
きみを脅かすようにさえ見える私の手に
きみはどんな意図を見たのでしょう?
私は緑のりんごが欲しかった。
薔薇色になったりんごではなく......。
レモン色を帯びたのでもなく......。
(午後に眠る鶴が、
片方の足を地面に下ろした。)
(Federico García Lorca, Susto en el comedor)
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About Me
KS
詩の翻訳のブログです。気が向いたとき、ひとときの別の時間を味わってみてください。タイトルはウィリアム・カルロス・ウィリアムズの詩 "To a Solitary Disciple" の末尾のフレーズ からとりました。詩とは何かについては、わが心の友人に代弁してもらうことにします。「そのものに名前はない/笑いと嗚咽のあいだにあって/私たちの内部で動く、/それはわれわれ自身から引き出すしかなく/それは、/私たちの年月のダイアモンド/死んだ樹木の眠りの果てに/白い紙片にやがて星座として輝く。」(ミシェル・レリス「詩?」)2007年12月28日からの1年間は毎日ひとつのペースで更新していました。今年はちょっとのんびり、ときどき更新ということで。
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