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The Jasmine Lightness
Poetry in translation
Saturday, 12 July 2008
七月の山(ウォレス・スティーヴンズ)
私たちが住むのはさまざまな
つぎはぎ(パッチズ)と調子(ピッチズ)からなるひとつの布陣、
ひとつの世界の中ではないのだ、
ピアノと言葉が音楽において、
上手に語る物事の内ではない、
詩の一ページがいうようにはーー
つねに始まりつつある宇宙に
最終的な思考を保持しない思想家たちだ、
ちょうど私たちが山に登るとき
ヴァーモントがひとつに集結するようには。
(Wallace Stevens, July Mountain)
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KS
詩の翻訳のブログです。気が向いたとき、ひとときの別の時間を味わってみてください。タイトルはウィリアム・カルロス・ウィリアムズの詩 "To a Solitary Disciple" の末尾のフレーズ からとりました。詩とは何かについては、わが心の友人に代弁してもらうことにします。「そのものに名前はない/笑いと嗚咽のあいだにあって/私たちの内部で動く、/それはわれわれ自身から引き出すしかなく/それは、/私たちの年月のダイアモンド/死んだ樹木の眠りの果てに/白い紙片にやがて星座として輝く。」(ミシェル・レリス「詩?」)2007年12月28日からの1年間は毎日ひとつのペースで更新していました。今年はちょっとのんびり、ときどき更新ということで。
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