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The Jasmine Lightness
Poetry in translation
Wednesday, 10 September 2008
壁は白い(エウジェニオ・デ・アンドラーデ)
壁は白い
そして突然
壁の白さに夜が降りかかる。
沈黙に近い一頭の馬がいる、
口に冷たい石をひとつくわえている、
眠りで盲目になった石ころを。
いまきみが来てくれたなら
あるいはきみの顔を澄みきって途方にくれた
おれの顔の上に傾けてくれたなら
おれはきみを愛するだろう、
ああ、人生。
(Eugénio de Andrade, O muro é branco)
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About Me
KS
詩の翻訳のブログです。気が向いたとき、ひとときの別の時間を味わってみてください。タイトルはウィリアム・カルロス・ウィリアムズの詩 "To a Solitary Disciple" の末尾のフレーズ からとりました。詩とは何かについては、わが心の友人に代弁してもらうことにします。「そのものに名前はない/笑いと嗚咽のあいだにあって/私たちの内部で動く、/それはわれわれ自身から引き出すしかなく/それは、/私たちの年月のダイアモンド/死んだ樹木の眠りの果てに/白い紙片にやがて星座として輝く。」(ミシェル・レリス「詩?」)2007年12月28日からの1年間は毎日ひとつのペースで更新していました。今年はちょっとのんびり、ときどき更新ということで。
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