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The Jasmine Lightness
Poetry in translation
Sunday, 25 May 2008
ひまわり(ロルカ)
もし私がひとりのキュクロプスに恋したなら
あのまぶたのない
まなざしの下で
溜め息をつくでしょう。
ああ、火のひまわり!
群衆は彼を見る
動揺することもなく。
たくさんのアベルたちの
群れをまえにした
神の目!
ひまわりひまわり!
皮肉な目配せなんかとは無縁な
野生の純粋な目!
ひまわりひまわり。
お祭りに集まった群衆の上の
熱い聖痕!
(Federico García Lorca, Girasol)
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About Me
KS
詩の翻訳のブログです。気が向いたとき、ひとときの別の時間を味わってみてください。タイトルはウィリアム・カルロス・ウィリアムズの詩 "To a Solitary Disciple" の末尾のフレーズ からとりました。詩とは何かについては、わが心の友人に代弁してもらうことにします。「そのものに名前はない/笑いと嗚咽のあいだにあって/私たちの内部で動く、/それはわれわれ自身から引き出すしかなく/それは、/私たちの年月のダイアモンド/死んだ樹木の眠りの果てに/白い紙片にやがて星座として輝く。」(ミシェル・レリス「詩?」)2007年12月28日からの1年間は毎日ひとつのペースで更新していました。今年はちょっとのんびり、ときどき更新ということで。
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