Sunday 25 January 2009

酔いたまえ(ボードレール)*

 つねに酔っていなくてはならない。すべてはそれにかかっている。それだけが問題だ。きみの肩を砕き、きみを地面にむかって打ちのめす<時>の恐るべき重荷を感じずにすませるためには、休みなく酔っていなくてはならない。
 でも、何に? 酒でも、詩でも美徳でも、それはお好み次第。ともかく、酔いたまえ。

(Charles Baudelaire, Enivrez-vous)


(これからしばらく、いくつかの訳詩を再掲することがあります。タイトルに*がついているものがそれ。過去ログのアーカイヴから消してしまったので、整理のためです。)