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The Jasmine Lightness
Poetry in translation
Sunday, 11 January 2009
少女にとって(スティーヴン・クレイン)
少女にとって
海は青い牧場
小さな泡の人々がにぎやかに
歌っていた。
難破した水夫には
海は死んだ灰色の壁
この上なくからっぽで
それでもその上には、宿命の時が来たとき
書かれたのだ
自然の暗い憎悪が。
(Stephen Crane, "To the maiden")
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KS
詩の翻訳のブログです。気が向いたとき、ひとときの別の時間を味わってみてください。タイトルはウィリアム・カルロス・ウィリアムズの詩 "To a Solitary Disciple" の末尾のフレーズ からとりました。詩とは何かについては、わが心の友人に代弁してもらうことにします。「そのものに名前はない/笑いと嗚咽のあいだにあって/私たちの内部で動く、/それはわれわれ自身から引き出すしかなく/それは、/私たちの年月のダイアモンド/死んだ樹木の眠りの果てに/白い紙片にやがて星座として輝く。」(ミシェル・レリス「詩?」)2007年12月28日からの1年間は毎日ひとつのペースで更新していました。今年はちょっとのんびり、ときどき更新ということで。
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