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The Jasmine Lightness
Poetry in translation
Tuesday, 15 April 2008
ドビュッシー(ロルカ)
私の影がしずかにゆく
用水路の水の上を。
私の影のせいで蛙たちは
星々を奪われている。
影は私の体にむかって
しずかな事物の反映を送る。
私の影は巨大な
紫色の蚊のように飛ぶ。
百匹のコオロギが葦原の
光を黄金に塗りたがっている。
ひとつの光が私の胸で生まれる。
あの用水路で反映して。
(Federico García Lorca, Debussy)
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KS
詩の翻訳のブログです。気が向いたとき、ひとときの別の時間を味わってみてください。タイトルはウィリアム・カルロス・ウィリアムズの詩 "To a Solitary Disciple" の末尾のフレーズ からとりました。詩とは何かについては、わが心の友人に代弁してもらうことにします。「そのものに名前はない/笑いと嗚咽のあいだにあって/私たちの内部で動く、/それはわれわれ自身から引き出すしかなく/それは、/私たちの年月のダイアモンド/死んだ樹木の眠りの果てに/白い紙片にやがて星座として輝く。」(ミシェル・レリス「詩?」)2007年12月28日からの1年間は毎日ひとつのペースで更新していました。今年はちょっとのんびり、ときどき更新ということで。
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